2009年1月15日木曜日

RAIDの拡張

Linuxのsoftware RAID(md)の場合、disk controllerをまたがって好きなようにRAIDを構成できるため重宝します。云々はに書きました。

今回ハードディスクを更新したので、RAIDの拡張をしてみました。

md2 : active raid5 sdf[0] sdg[3] sde[2] sdh[1]
という4玉構成のRAID5に対してsda4とsdc4を追加して6玉構成にしようと思います。

# mdadm /dev/md2 -a /dev/sda4
# mdadm /dev/md2 -a /dev/sdc4
# mdadm /dev/md2 -G -n 6
最初にSpare Devicesとして2玉追加し、次にgrowコマンドでActive Devicesを6玉に変更します。えー、7800min後に完了とか言い出しました。

よく見ると
md: reshape of RAID array md2
md: minimum _guaranteed_ speed: 1000 KB/sec/disk.
md: using maximum available idle IO bandwidth (but not more than 200000 KB/sec) for reshape.
md: using 128k window, over a total of 488386496 blocks.
とか言って本気を出していません。
こんなときLinux Kernelはオープンソースなので出しているメッセージや理由、どうすればいいかなどをソースコードから調べることができます。

# cat /proc/sys/dev/raid/speed_limit_min
1000
# echo 6000 > /proc/sys/dev/raid/speed_limit_min
他のプロセスの邪魔にならないようにこうやって速度が抑えられていたようです。その上で、早く完了させたいためスピードアップしてみました。これで残り1300minに…それでも丸一日かかるのね。

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