Debian 5.0 (lenny)がリリースされたのでアップグレードしました。
思兼 GNU/Linuxからアップグレードを繰り返してそろそろ10年でしょうか。
find /etc/ -type f | xargs ls -ltdr | headで/etc内にある一番古いファイルが2000/01/29でした。
アップグレードの中でproftpdがはまることがわかっています。FTPにはそもそもファイル名に関する規定がありません。今までproftpdは8bit cleanでしたが、Debian 5.0にパッケージされているproftpd 1.3.1は8bit cleanではなくなり、日本語ファイル名を通すことが困難になりました。
こんなときでもDebianは古いパッケージをholdしておけば共存できます。つまりproftpdとそれに依存するパッケージはDebian 4.0のままで、それ以外はDebian 5.0に移行しました。
それでもまだはまることがあるんですね。
iptablesがバージョンアップして以前のiptables.confが使えませんでした。おかげでfirewall設定が消えて外部から攻撃を受ける羽目に…。
udev絡みでしょうか、mdのデバイスファイル名が/dev/md/1から/dev/md1に変わってしまいました。おかげでmount失敗に泣きました。
dhcpサーバが設定に厳しくなりました。ノートパソコンに対して無線LAN経由でも有線LANでも同じIPアドレスを割り当てていましたが、まとめて1つの設定にできなくなり、2つに分ける必要がありました。
rexecプロトコルが勝手にtcpd経由にされ、接続できなくなりました。tcpd嫌いっ
Apache、samba辺りは設定もややこしく毎回見直すべきなのは、それなりに。
まぁそれでもいい感じにアップグレードできたと思います。
ちなみにGCC周りが4.1から4.3にアップグレードされていますが、なぜか4.1のパッケージも残ったままなので手動で消す必要があります。
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